地方税がなくなった

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今回は法人に係る利子割が廃止になった事についてです。

法人の金融機関からの利息に関しては国税15%、地方税5%が源泉徴収されていました。

東日本大震災以降は国税に上乗せをする形で+復興特別所得税0.315%(2013年1月1日~2037年12月31日まで)が源泉徴収となっています。

この利子割ですが法人においては決算において納税に充当したり、還付を受けることが出来ます。

ところがその額は数百円とか、多くて数千円。もちろん大企業ではそれなりでしょうが。多くの中小企業においてその事務量に見合うものではありません。

当然自社で申告書の作成はしませんから、そのしわ寄せは会計事務所です。

会計事務所勤務当時この利子割の計算を間違えた為に当然ですが書類を作りなおすこともありました。

その人件費と用紙、PC等使用を考えたら全くの無意味です。

その地方税がこの度2016年1月より廃止となり、国税のみ徴収となりました。まーあんまり劇的な改善ではないんですけどね。

まー法律って完璧なものなんてないのでしょうし、場当たり的な対応も否めないのですが。

現実には無駄とか無理とか結構ありますよ・・・。もうスタートしちゃった軽減税率しかり・・・これから始まるインボイスしかり・・・。現場はホント大変ですよ・・・

また近々調べてみようと思います。

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